LINE
28
Jan

お盆休みの2週目が開始

user 著者 鳥羽賢

今週は日本がお盆休みの2週目となる。

日本の第2四半期GDPは年率0.2%増

今週は先週に続いて日本がお盆休みの週となる。今週の開始にあたって、15日の午前8時50分に日本の第2四半期GDP速報値が発表された。第2四半期GDPは、前期比で±0%と、年率換算で0.2%増と、予想のそれぞれ0.2%増、0.7%増を下回る数字となった。この結果や前日のNY株式市場の下げなどを受け、15日の国内株式市場は下げて始まっている。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの8月NY連銀製造業PMIが発表されます。

日本225(円)

休み明けの国内株式市場は上昇

前日の11日が山の日で今年から休場となった国内株式市場だが、11日のNY株式市場は主要3指数が全て史上最高値を更新する堅調な動きだった。その流れを受け、12日の日経225平均は前日比142円高の16,877円で寄り付いてスタート。場中になっても買いが止まらず、16,900円台を回復して終値は16,919円だった。夕方以降の先物の時間は、発表された米小売売上高が低調だったために一時16,700円台に下落した。

米ドル/円

米小売売上高低調で一時100円台

NY株式市場で指数が史上最高値を更新するなど11日から12日日中にはリスク選好姿勢が広がっており、米ドル/円も上昇。12日午前には102円台を回復した。そして午後9時半にはアメリカの7月小売売上高が発表されたが、予想が前月比0.4%増、結果±0%と低調。この指標を受けて米ドルが売られ、1円程度下落して一時100円台に。その後は多少リバウンドが見られ、先週の終値は101円をやや上回る程度だった。

WTI原油

石油掘削リグ稼働数が7週連続増

アメリカの民間調査会社が、12日に国内の石油掘削リグ稼働数を発表。前週比15基増の396基と大幅に増加しており、また7週連続の増加となった。石油掘削リグ稼働数増を受け一時やや売られたNY原油だが、先週OPEC加盟国から生産調整に向けて動くとの発言が複数出ており、その期待からの原油買いは止まらなかった。結局金曜になっても原油高は続き、44ドル台まで上昇した。

米指標発表後に乱高下

特に材料がなかったため、12日日中のNY金は1,330ドル台後半で小動き。そして午後9時半に米小売売上高が発表されると、米ドルが下落すると同時に金が買われ、15ドルほど上昇して1,350ドル台前半に。ただ13日午前1時頃になると、利食い売りなどが重なり今度は大きく下落。1,330ドル台後半まで後退し、小売売上高発表後の上昇分をほぼ帳消しにした。

この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。

世界の取引チャンスを活かしましょう